2015年08月20日

ひとり旅のメリット・デメリット

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旅行に「ひとり」で行くことってありますか?

誰かと一緒に行きたくても、行けない時ってありますよね。
例えば、
・休みが合わない・合わせにくい
・相手が結婚・出産などで、身軽に出かけられない
・ふたんは仲がいいけど、なぜか旅行は趣味が合わない
など。

「ひとり」で行くことは「コワイ」と思っていても、1回やってみると、「なんだ〜」と思うかもしれません。

以下、私の経験から出た、ひとり旅のメリット・デメリットを述べてみたいと思います。


●ひとり旅のメリット
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最大の魅力は、「妥協する必要がない」ということです。しかも、どれだけワガママを言ってもやっても、誰にも気を遣う必要がありません。

1.日程が自由
2.行き先が自由
3.計画も自由
4.やりたいことができる
5.気を遣う必要がない
6.ムリしなくていい

行きたい時に行きたいところへ。やりたくないことはやらない。「来週は休みが取れそうだから、どこか行こうかな〜」で決めることもできます。誰かと一緒だと、日程やら行き先やらを調整しないといけません。会社勤めだと、日程を合わせるのもタイヘンですよね。

せっかく日程が合っても、「○○行きたい」「××やりたい」と希望がたくさん出てきたら、どこで折り合いをつけるかも問題です。お金のかかることなので、自分のやりたいことの多いほうが、うれしいに決まっています。

でも、「ひとり」だと100%自分の思い通り。
ちょっと疲れたな〜と思えばホテルへ戻って休んだり、いいモノ見つけた!と思えば、お店にフラっと入ってみたり。お腹いっぱいでご飯食べたくないな〜と思えば、1食抜いてみたり。

もともと計画を立てないで、「向こうに着いたら決めよう」もできます。急な計画変更も、もちろんOK。「やっぱりここ行くのやめた」「あれ面白そうだから、やってみようかな」などなど、相談する必要もないので、フットワークの軽さは抜群です。

気を遣う必要がないということは、旅行だけに集中していることでもあります。悩み事やストレスがあっても、旅行に一生懸命なので、思い出す余裕なんてありません。

誰かと一緒であれば、そちらを向いて話しながら歩いてしまっても、その相手がいないので、景色や通りに目が行きます。同じ場所・同じモノを見ていても、頭の中に入って来る情報量や深さは、やはり違ってきます。

いつもとは全く違う、非日常の世界を味わうことができるので、リフレッシュ度満点。いつも、「気を遣ってばかりでお疲れ気味」というのであれば、自分をラクにしてあげるチャンスです。

そんな「やりたい放題」の贅沢な「ひとり旅」ですが、デメリットはあるのでしょうか。


●ひとり旅のデメリット
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不便に感じることはいくつかありますが、最大の難点は、「シェアできない」ということ。

1.ホテルの選択肢が少ない(取りにくい・料金が高い)
2.食事が限られる
3.トイレに行くのも不便
4.感動を分かち合える人がいない
5.何かあっても頼る人がいない(トラブル、写真)
6.寂しい人間と思われる

ホテルは2人1部屋のことが多いので、2人部屋なら空いていても1人部屋は空いてないということも多々あります。また、空いていても料金は約2倍。部屋をシェアできる連れがいるほうが、選択肢は広がります。

また、安い1人部屋が見つかったからと言って、治安・防犯上の面からおススメできないところもあります。特に海外では、安い・裏通りにあるホテルは要注意です。実際に行ってみたら、ちょっと先の通りは人通りが多いのに、ホテルがある周辺は静まり返っている、ということもあります。

あとは、シャワーやトイレが共同だったり。慣れている人は問題ないかもしれませんが、防犯だけでなく体調不良など、何かあった時の駆け込み寺的な意味も含め、ひとり旅であれば、ホテルは多少値段が高くても、場所と評判のいいところをおススメします。

食事も、「誰かいればな〜」と思うことがたびたびあります。それは、「種類」を試せないこと。
2人以上いると、
「私、これにする♪」
「じゃあ、私はこっちね♪」
「それ、一口ちょうだい♪」
「いいよ〜、私にもそれちょうだい♪」
こんな会話、よくしませんか?

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ひとりだと、食べる量はともかく、種類が限られてしまうんです。「ちょっとずつ・たくさんの種類」が理想ですよね。いろんな種類を食べようと思えば、量もそれなりに増やすしかない。さぁ、どうする? がんばって歩いてお腹を減らして、1日4食にする…?(^_^;)

混んでいる時間帯にお店に入るのも、なんとなくためらいます。カウンター席があるとわかっていれば気がラクですが、そうじゃない場合は、「混んでいるのにテーブルひとつ占領するのもな〜」と、ついつい遠慮することもしばしば。まぁ、時間をずらせばいいんですけどね。

あと、不便だな〜と思ったのが、「気軽にトイレに行けない」こと。
誰かと一緒であれば、レストランやカフェに入った時、「トイレ行ってくる」といって、荷物を置いていくことができます。でも、ひとりだと、荷物を置いておけないんですよね。荷物が無くなっているかもしれないし、そもそも席が無くなっているかもしれない。

だから、料理が出る前にトイレに行きたかったら、たとえ場所がわかっても、ウェイターさんに「トイレはどこですか?」とトイレに行くことを申告したほうがいいです。支払いを済ませてしまえば、レジの人に「どこですか?」と聞くこともできますが、どうせなら、食べる前に出して落ち着きたいですよね。

旅行中は観光でも移動でも、何かと荷物が多くなりがちなので、荷物を気にする必要がないというのはとっても大事。本来は「ちょっとしたこと」なのに、ひとりだと「う〜ん」と思っちゃうんですよね。

「ちょっとしたこと」と言えば、「キレイだな〜」「よかったな〜」「おいしいな〜」と思っても、それを言う相手がいないのもひとり旅の特徴。イマイチ盛り上がりに欠けるんです。ただし、ひとりでしみじみと感動を噛みしめる人であれば、全く問題ありません。語り合う相手がいなくて寂しい時は、その思いをカメラに向けるもよしブログやフェイスブックなどに綴ってもよし。寂しくても、気を紛らす方法はありますね。

そうそう、自分の写真を撮るのが好きな人も、ちょっと面倒かもしれません。撮ってくれる人がいないですから。でも、イマドキは自撮りができるから、デメリットにはあたらないかも。私の場合、自分の写真はなくても全然OKなので、この点はクリアしています。

あとデメリットとして考えられるのは、「友だち(彼氏・彼女)がいない寂しい人間と思われる」。これは人それぞれの考え方なので、肯定も否定もしません。ただ、誰かいてもいつも一緒・100%一緒に行けるとは限りません。周りからどう思われるかを気にする・気にしないの違いです。

「誰かいないか探してみたんだけど、都合が合わないから、ひとりで行っちゃった」「どうしても行きたかったから」と言える人、私はカッコいいな〜と思います(^−^)


●ひとり旅はツアーでも体験できます

以上が、私の経験から出たひとり旅のメリットとデメリットです。

デメリットを長々と書いてしまったので、「コワイ」「私にはムリ〜」と思うかもしれません。確かに「ひとり」であることの制約や不便さはあります。でも、行ってみると「こんなもんなんだ〜」と拍子抜けすると思います。

「ひとり旅をしてみたいけど、でも…」と思っているのであれば、まずはツアーにひとりで参加してみるのもいいですね。ひとり旅だからと言って、切符や航空券、ホテルすべてを自分で手配する必要はないんです。


滞在型、例えば「イスタンブール、フリー8日間」であれば、それなりのホテルが用意されているはずなので、その点は安心です。半日観光ぐらいは付いているかもしれませんが、それ以外はすべて自分ひとりの時間。やりたいことは、ほぼできます。現地係員さんもいるので、何かあれば相談できます。しかも日本語ができる! これ、大きなポイントです。

周遊型だと期間中はずっと団体行動なので、寂しさを感じることは少ないと思います。同じくひとり参加の人がいるかもしれません。添乗員さんと仲良くなってもいいですね。ひとり旅とは呼べないかもしれませんが、慣れるのににはいいかも、です。


●ひとり旅に必要なのは、ちょっとした気力(がんばり)

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旅行に行きたければ、「一緒に行く相手がいる・いない」は問題ではありません。
「自分が行きたいか、どうか」だけです。

せっかく行きたい時に、行ける機会があるのに、「誰もいないから」と行かないのはもったいないです。行きたいと思っても、歳をとるほど行けなくなる理由は増えていきます。

「いつ行くの? 今でしょう!」というノリで、ひとりでも行ってみませんか? やらないで後悔するよりも、ずっといいと思いますよ。

まずは、切符・航空券を買ったり、旅行会社に申し込むことが大きな壁です。ここだけ、ちょっと勢いをつけてがんばりましょう。ガイドブックを買い込んだり、旅行サイトを見て気分を盛り上げたり。お金を払っちゃえば、キャンセル料がもったいないから行きますよね(^_^;)

初めはちょっと心配かもしれませんが、空港に着いて飛行機に乗る頃には、すでに旅行モードに入っていて、ドキドキ・ワクワクに変わっているはずです。



「おひとり参加」「女性限定」のツアーあります。
タグ:ひとり旅
posted by ちゃば at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ひとり旅ガイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年08月19日

周遊型と滞在型の旅スタイルで、私が滞在型を選ぶ理由。

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●旅の基本は滞在型

私が海外へ旅する時は、周遊型ではなく、1都市滞在型です。
日程はほぼ1週間。2週間ぐらいあっても、拠点にするのはせいぜい3都市。
「え〜?! それだけしか行かないの?」とよく聞かれます。


なぜ、ずっと同じところにいるのかというと、実に簡単な理由なんです:
・初めてツアー(周遊型)に参加した時、体調を崩してヨレヨレになったから(^_^;)
・荷物をパッキング→移動→パッキング→移動…と繰り返すのが面倒だと思うから(^_^;)

だから、ツアーじゃないと移動手段がとーっても不便という以外は、可能な限り、滞在型にしています。

日帰りであちこち動くことはあっても、スーツケースを置く拠点は少なくする。加えて、1日のスケジュールも、何かあってもリカバリーできるようユルユル。

ホテル選びもロケーション最優先。「疲れた〜」「荷物が重い〜」という時は、すぐに戻れるところです。

ということで、私の旅の基本スタイルは下記3つ:
・1週間なら1都市滞在(日帰り旅行はあり)
・ホテルは観光地の近くで、交通機関のすぐ近く
・ユルユルのスケジュール

ツアーがイヤなわけじゃないので、航空券+ホテル+半日観光付き、特にホテルを自分で選べる場合はツアーも使います。あちこち見てまわる周遊型か、同じ場所にいる滞在型か、の違いですね。


●関連記事
海外へ旅する時の、ホテルを選ぶ基準です。


●体験談:初めての海外旅行、お腹を壊してヨレヨレでした

ここからは、初めての海外旅行(周遊型ツアー)で、ヨレヨレになった時のお話です。
こうならないように、気をつけてくださいね。
旅行はもちろん楽しかったですけど、同じぐらいキツイものでした。

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そのツアーは、15日間で8都市めぐるツアーです。朝早く起きてホテルを出発し、夜遅くに次のホテルに到着。バスでまわるだけでなく、ほぼ一日おきに飛行機に乗るという、移動が多いツアーでした。

初めての海外なので、もちろん「水」には注意しました。
でも、「油」にあたってしまったんです。

盲点でした。まさか、油とは…。

機内食を見た時、付け合わせのピラフのようなものが「油っぽい」というか「油が滲み出ていた」ので、ヤバいかも…と思ったら、大あたり。みごと、3日目でお腹を壊しました。

さぁ、あとはタイヘンです。何か食べたら、2時間後にはトイレに駆け込む毎日。食べないと体がもたないし、夏なので水分を摂らないと脱水症状になってしまう。でも、何か口に入れたら2時間後は「トイレはトモダチ」の状態。毎回、危険タイムがわかっていても、その時間帯にトイレが近くにある場所にいられるわけでもなかったので、本当に苦痛です。

お腹の調子が回復するまでの1週間、ほぼ温かい飲み物とパンだけで過ごしました。名物の料理やお酒など、いろいろ楽しみにしていましたが、ほぼ全滅状態でした。

ということで、それ以来、周遊型のツアーに参加したのは1回だけ。フリーで行くと、移動の手配が面倒(難しそう)な場所だけです。よっぽど懲りたんだな〜と、自分でも思います。

ツアー参加者の中でお腹を壊したのは私が第1号ですが、その後、お腹を壊す人が続出でした。朝の食事の時、毎回誰かがいないんです(^_^;)。

今思うと、過酷なツアーだったのかも。別名「強制ダイエットツアー」(笑)
帰国後に体重を測ってみたら、5kg減! ある程度は食べられるようになっていた時の体重ですから、旅行中は、もっと減っていたはずです。

苦しい思いとともに減った体重、その後どうなったかというと、
ご飯がちゃんと食べられるようになったら、体重はすぐに戻っちゃいました(^_^;)
食べないで痩せると、食べ始めたらすぐに戻るんですよね。
リバウンドしなかっただけ、ラッキーです。

旅行の時は、いつも以上に体調管理に気をつけましょう。
美味しいものも食べられないし、何と言っても苦痛です。毎日、冷や汗タラタラで…。

以上、「経験者は語る」でした(^−^)


○体験談の補足情報です。興味があれば、地図を広げてみてください。
1:初めてのツアー15日間・8都市…ロシア&旧ソ連領。移動距離がハンパない!
ハバロフスク、タシケント、サマルカンド、トビリシ、キエフ、モスクワ、サンクトペテルブルグ、イルクーツク
2:手配が面倒そうでツアーに参加した場所…中国のシルクロード
北京、カシュガル、ウルムチ、トルファン

●関連記事
イスタンブールで泊まったホテルの感想です。おススメのホテル6つ(2/2)
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posted by ちゃば at 11:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 海外ひとり旅ガイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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