2015年11月19日

「味わいのある紅葉の写真」を撮るには?

2015.11.19_14.JPG

今年の紅葉は見に行きましたか?
きれいな紅葉は、写真に残したくなりますよね。

そんなとき、どうすればいい写真が撮れるのか?

ここでは、いろいろと試行錯誤した経験から、味わいのある紅葉を撮るポイントをご紹介します。
実例付きです!


【目次】
1.太陽の位置を見る
(1)全体を撮るなら、太陽を後ろに(順光)
(2)紅葉をアップで撮るなら、太陽を前に(逆光)
2.光と影を見る
(1)朝・夕独特の光を撮る
(2)影を撮る
3.夜のライトアップを撮る。
4.散紅葉を撮る
5.「こうよう」いろいろ
1.太陽の位置を見る

(1)全体を撮るなら、太陽を後ろに(順光)

紅葉に近寄らずに撮ると、木全体・周辺一帯の鮮やかさがわかります。
さらに空の青をプラスすると、よりいっそう紅葉の鮮やかさが際立ちます。

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(2)紅葉をアップで撮るなら、太陽を前に(逆光)

紅葉をアップで撮るときは、暗いところや色の濃いところをバックにしましょう。
後ろから光が当たることで、紅葉が透けて見えます。
明暗の差・色の違いが大きいほど、紅葉が浮き出て見えます。

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後ろの景色がごちゃごちゃしていて消したいときも、同じ方法を使いましょう。
紅葉をアップにすると後ろがきれいにボケるので、主役の紅葉以外はスッキリ片付きます。

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前の紅葉をぼかして、後ろの被写体を引き立たせることもできます

※紅葉を引き立たせるボケのポイント
・近づいてそのまま撮るよりも、ズーム(望遠)を使う。
・紅葉とバックのコントラスト(色・明暗)の差が大きいところを選ぶ

ただし、ズームにすると手ブレしやすいので、ご注意ください。


2.光と影を見る

(1)朝・夕独特の光を撮る

晴れた日は太陽の光が強く、紅葉の色も鮮やかできれいに撮ることができますが、くっきりしている分、平面的でのっぺりした印象になりがちです。

そこで、狙いたのが朝と夕方。
太陽の位置が低いので、光の当たり方が異なります。
特に夕方はオレンジ色のやわらかな光が差して、昼間に見る「色がくっきり・健康的」なイメージとは異なる、「落ち着いた・風情のある」紅葉を撮ることができます。
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紅葉がつくった影、その形ももちろん紅葉。
ふだんは見過ごす影も、紅葉と一緒に写すことにより、天気のよさ・光の強さを表現することができます。

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影を強制的に作る方法として、建物の一部を「額縁」にしてしまってもいいですね。
建物の向こうに鮮やかな紅葉が見える時は、特にオススメです。

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ここまでは、天気のいい日を想定していますが、
実際には天気が悪かったり、紅葉の見頃が過ぎている場合もあります。

そんなときは、この方法で。


3.夜のライトアップを撮る。

曇りの日は、太陽の光を考えずにどこからでも気軽に撮ることができるので、気楽といえば気楽です。
でも、まわりが白っぽく、どうしても寂しい印象になってしまいます。

そんなときは、昼はあきらめて夜のライトアップを狙いましょう。
夜であれば、まわりの色に左右されずに撮ることができます。
名付けて、「昼がダメでも、夜がある」(^_^;)
2015.11.19_1.JPG

紅葉がライトアップされてオレンジ色に光っている部分と、それ以外の暗い部分、
両方を入れると、メリハリがきいた写真になります。

曇っている日は、晴れた日よりも冷え込みが厳しくないのも、おすすめポイントです。

昼間であれば、露出を明るめにする・色味を変えてみるという方法があります。
いちいち設定するのが面倒であれば、できるだけ空の色・周りの色を入れないで、
被写体を大きく撮ってみましょう。


4.散紅葉を撮る

せっかく紅葉を見に行ったのに、すでに終わっていた〜!ということもあります。
そんなときは、「散紅葉」。
残った紅葉を探して上ばかり見ていないで、たまには下を見ませんか?

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散紅葉+影の合わせ技

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散紅葉といっても、種類はさまざま。
絨毯のように一面に散ったものもあれば、2〜3枚ヒラヒラと落ちたもの、
水面に落ちたものや庭園に落ちたものなど、探せば(探さなくても)いくらでもあります。
きれいだけど、どことなく寂しい…。
秋の終わりを感じさせる写真になります。


5.番外編:「こうよう」いろいろ

最後にオマケです。
「こうよう」といっても、カエデのように手の形をした赤・オレンジの紅葉だけではありません。
黄色い「黄葉」もあるし、カエデ以外でも色づいた葉っぱはたくさんあります。
きれいな色・面白い形の葉っぱの写真は、「秋だね〜」と思わせてくれます。

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紅葉の影や散紅葉、カエデ以外の紅葉・黄葉は、本来、主役ではないかもしれません。
でも、写真集やシャッフルプリントなどを作るときに何枚か入れるだけで、
秋の雰囲気が広がり、主役の紅葉を引き立ててくれます。


最後に

同じ紅葉でも、太陽の向き・紅葉との距離を変えるだけで、写真が変わります。
ぜひ、いろいろな紅葉と出会ってくださいね。


posted by ちゃば at 09:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 京都の旅&パンダグッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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